本来ならこの時期は剣崎沖イサキに邁進し、「1匹でも上を目指してシャクリ続けます」なんて口上をほざいているはずなのだが、釣果が上向く気配はまだない。厳しそうの一言である。イサキとは逆に好調そうな雰囲気が伝わってくるのがタチウオ。指4本のメーター級も釣れており好発進。
象徴的なのが、金沢八景・弁天屋。6月15日をもってLTイサキ五目を終了させ、「タチウオ好調につき明日(6月17日)より緊急出船致します!」と釣り物を切り替えた。16日に行われた試し釣りの釣果は21~30匹で「メーター級が連発し好調な滑り出し。反応に当てるとアタリ多く今季も期待できそう」とのこと。試し釣りは腕ききの達人さんたちで行われたのだとしても、ツ抜けは十分に狙えそうな感じを受ける。
昨年の8月に浅場のタチウオ釣りでいい思いをした。シーズンになったら絶対にやるぞぉ~と決めていた釣り物の1つである。あまり深いポイントではなく、タチウオとの駆け引きをダイナミックに味わえる浅場で釣れるようになったら行こうと考えていた。今の時期どの水深で釣れてるのかなぁと調べてみたら、どうやら既に50メートル以浅、ときには15メートルなんてタナで釣れており、タチウオは夏モードに突入しているようである。
金沢八景・一之瀬丸でも21日からタチウオ&アジリレーを始めるとアナウンスがあった。タチウオは常時速めのシャクリで誘い続けることになるので半日船くらいでちょうどいい。。神出鬼没と言われるタチウオが行方不明でもアジをお土産にできることが多いこのリレーは魅力的。羽田・かみやでも21日にリクエスト乗合でタチウオの出船が確定している。21日はかみやメバル大会なのに裏番組でタチウオとは……。
著者: へた釣り