釣りという趣味の良さは釣ってるときの楽しさと、食ってるときの幸福感を味わえることだと思う。北海道釣行2014で釣ってきた魚を食べ始めたのだが、今年はアオゾイの味噌漬けに加えて、東京湾では釣りたてを食べるのが難しいカレイが絶品すぎる。揚げ出し風にしたら美味すぎるぅぅう!!
カレイの唐揚げを出汁に浸して食べるという料理法は、三重県を旅行したときに昼食を食べに入った料理屋で知った。小学4年生のときだったと記憶している。当時はあまり魚料理が好きではなかった子供舌のへた釣りが、おかわりしてしまった。以来、カレイの最高の食い方は揚げ出し風の唐揚げと刷り込まれてしまっている。唐揚げサイズのクロガシラカレイとソウハチカレイは全部、揚げ出しで食いたいぞ!!
1.カレイの有眼側に×印に切れ目を入れ、軽く塩・コショウしておく。
2.片栗粉をまんべんなくまぶして170度の油で揚げる。
3.出汁を作って(面倒ならめんつゆで)、カレイにかければ出来上がり。
4.素揚げしたシシトウやナスなんぞを一緒に盛りつける。
5.薬味にネギやもみじおろしがあれば完璧!
ヌマガレイはお刺身で食べた。言われているほど身が水っぽいとは感じなかったが、食感はコリコリといいものの味わいという点では少し物足りない感じ。カワハギみたいにポン酢+薬味で味を加えて食べようかなぁっと考えている。タヌキ(キツネ?)メバルは失敗した。
大型の根魚なので、2、3日熟成させてからお刺身にすべきだったのを釣ったその日のうちに食べてしまった。弾力のある歯応えは楽しめたが、味は全くしなかった。もったいない。今度釣れたら、内臓入れたまま3日間冷蔵庫で寝かせようと決める。
アオゾイ、マダラ、ヤナギノマイは、保存のきく味噌漬けに加工し、週末までに食べきれない分は、冷凍庫へ。北海道の師匠が釣ったアオゾイ4匹もいただいたので、結構な量がある。不漁続きでも食卓に魚料理が途切れることはないだろう。アオゾイの味噌漬けを朝食で食べたが、やはり味噌漬けにすると最高の魚だった。身に厚みがあり、味噌の浸み具合による味の強弱を1つの切り身で味わえるのがよい。身がほぐれやすく小骨がないので食べやすさという点でも最高だ。
魚ではないが北海道の師匠にお土産にと買ってもらった摩周メロンがこれまた美味しかった。夕張メロンのように身がオレンジ色の物(赤玉)と身が緑色の物(青玉)を2個ずつ頂いた。メロンの味をどうこう書けるほどメロンを食べ慣れてないが、今年食べたメロンの中では一番美味しかったように感じる。北海道では青玉の方が人気らしいが、へた釣りは甘味の強い赤玉の方が好き。
著者: へた釣り