このままじゃ終われない。アマダイである。満足サイズを1匹だけでいいから手にして、やっぱりアマダイには好かれているなぁと勘違いして今シーズンを終わりたい。先週悪かっただけで余計なこと考えずにいつも通りに釣るべきなんだろうけど、釣れないと余計なことを考える悪い癖が…。
釣れんかったとしょんぼりしていたら、Twitterでまーのすけ師匠がうまくいかなかった理由を釣行記から分析して指摘してくださった。「底潮が速くて仕掛けが吹けあがったり、激しく大きく誘うと今度は仕掛けがなかなか落ちていかなかったのでは?」とのこと。底を10センチ切った超ベタ底でしか、底棲魚を針掛かりさせられなかったので、指摘された通りのような気がする。「潮の速い剣崎では小さな誘いと長いステイが標準」とも教えていただけた。長いステイ…苦手であるw
ほかの魚にかすめ取られてしまう前に、餌の存在をアマダイに気付いてもらう。そのためにへた釣りはとにかく小突く。7回~8回、底を錘で叩きながら鋭くビュンと竿を動かす。2メートルの吹き流し仕掛けがどんな風に動いているのかは定かでないが、小突いている間に魚信はないので捕食できない程度には餌が海中で動いているんだと思う。最後に竿をタナに合うように鋭くシャクって止める。止めてしばらく(20秒以内)に魚信がでることが多い。工夫の余地は小突いているときにアマダイにいかに気付いてもらうかだと思う。で、買っちゃったのが「カレイシンカー50号 夜光グリーン」という小突くと砂煙がいっぱい立つ錘。砂煙の量だけはほかの釣り人に負けない!!
底棲魚の魚信を出せるタナが低いときの対策として、下針につける餌はオキアミより硬くて餌持ちがよいものに変えたらどうだろう? とこれまた明らかに余計なことを考え出した。ヒントになったのはかみやの達人さんに「メバル用のエビ持って行けばアマダイ釣れるよ」と言われたこと。メバル用のモエビだと小さすぎるような気がするので、「くわせ丸エビ」という冷凍エビが気になる。大きさは5.5センチでアピール度は高そうだし、殻がある分、底を餌が擦ったときに餌持ちがよいような気がする。臭いによる集魚効果はオキアミより劣るかも知れないが、アミノ酸をまぶして臭いを添加しちゃえばオキアミより使い勝手のよい餌になりそうな気がする。試してみる価値はありそうな……。手に入るかなぁ?
著者: へた釣り