スタートダッシュが決まらないどころか、スタート直後に転倒し立ち上がれない。2014年になってからクーラーに入れて持って帰った魚はユメカサゴが1匹だけ。「明日、釣りに行くね」と告げたときの妻1号の顔がちょっぴり怖くなってきている。KFCのウィリー五目で2014年初の好漁を願う。
今年はダメかもという不吉な予感を振り払うためにも、クーラーいっぱいとは言わないがクーラー5分以上は欲しいところ。沖のウィリーでなら十分狙えるはずなのだが…朝まで雪とか言ってるし、風も結構強そうだし。中止にはならないと思うので仕掛け作りに精を出す。へた釣り印の沖のウィリー仕掛けは全長3.2メートルの5本針だ。上から70センチ、130センチ、190センチ、250センチの位置からウィリーの枝スを出して下針はオキアミ用の空針。
ウィリーの配色は上からピンク、白、オレンジ、グリーン。いろんな組み合わせを試した結果、これが外れない鉄板カラーということで落ち着いた。食いはピンク、白に偏るか、逆にオレンジ、グリーンに偏ることが多い。そういうときのために白一色、赤一色、緑一色の仕掛けも作っておくべきなんだろうが、沖のウィリーシーズンが開幕したわけではなく、スポット出船なので外れない色の組み合わせの仕掛けだけを10組ほど作ってみた。
針のサイズはチヌ針の1号と2号。これは釣れる魚によって使い分けるつもり。1号の方が圧倒的に針掛かり率はいいのだが、カイワリと思われる魚信のときにすっぽ抜けたり口切れしたりでバラスことが多いように感じる。カイワリフラグが立ったら、2号の仕掛けを使ってみようと考えている。針は銀色と金色のほかに、刺さり抜群「チヌR」にもウィリーを巻いてみた。黒い針でウィリーは初めてなので釣れるかどうかは不明だ。
好漁に死角なしにしたいので、カラー針の空針仕掛けも用意する。ときどき「ウィリー針にもオキアミ付けて」という指示がでることがある。普段はそんな指示は無視してウィリーで釣ってやる!!とシャクリまくるのだが、今回ばかりはなんとしてもクーラーを魚で満たしたいので、ウィリーではなんともならないときに投入しちゃうかも。
著者: へた釣り