カワハギを寄せるはずの動物性のアミノ酸はグリシンとプロリンが届いた。アサリを締めるなら御用水産の御用液も無事届いたので、アサリ剥き。明日は第9回かみやカワハギ釣り大会。数では異次元さんたちに敵うわけがないので型狙い。目指せ!! 尺ハギと意気込みだけは一丁前。
かみやのカワハギ大会には昨年も参加した。優勝商品が型部門がステファーノのロッド、数部門はステファーノのリールだった。当然、そんなものはもらえなかったけど……。ま、大会は参加することに意義があると割り切って、それでももしかして、もしかしてな展開が訪れないかなぁ~っと淡い期待だけは持っている。今年の無駄な足掻きは、動物性のアミノ酸&御用液に漬けこんだアサリ。小さいのはいらないので、大きなカワハギだけ寄ってないかなぁw
人間様用の、カワハギの餌にしては大粒なアサリを1.5キロほど買いこむ。5号の針だと水管は取ってベロを2回縫えば針先を肝に止めてちょうどいいサイズ。アミノソルトで少し硬めに絞めておく。一撃で餌を取られない方が釣りやすい。誘い下げている最中に何度もアタックしてきて、それでも餌が取れてしまわない硬さが好みだ。
そしてアミノ酸を大量添加。アミノソルトを振ってアサリから汁が出たら、その汁に溶けきらないほどぶち込む。今回はグリシンとプロリン。グリシンは舐めてみたら少し甘みのある粉末だった。人間には睡眠の質向上の効果があるアミノ酸らしい。プロリンはちっぴり苦みがあった。美肌効果があり、関節痛や肥満にも効くそうだ。
たくさん入れたのでジャリジャリしてるけど気にしない。とにかく添加できるだけ添加するという方針。カワハギを餌に執着させるのが狙いだ。何度も何度もアタックしてきて、針を飲み込むまでやめられないとまらない♪ カワハギはイワイソメには執着し最後まで食らいつくと聞いたことがある。今回、選んだグリシン、プロリンはいずれもイソメ類に多く含まれるアミノ酸だ。
餌を2等分してもう1つは御用液をヒタヒタになるまで注いでみた。日本酒が原材料だと書かれていたが、ほぼ無味無臭の黄色がかった液体だった。御用液を愛用しているトーナメンターさんが数日前に束釣りをしたという噂もあるのでちょっぴり期待していたりする。ダメ押しにこちらにもグリシンとプロリンを少しだけ追加しておいた。
アミノ酸も御用液もはじめて使う物なので、どんな具合にアサリが仕上がるか想像がつかない。アミノシュリンクとカワハギ職人も持って行く。アミノシュリンクはアサリの硬さ調節というよりはヌメリ取りに使うことが多い。カワハギ職人は絞まり具合が足りないときに使う。ゆっくりだけど漬けたまま放置しておけば針が刺さらないほど絞まるので、硬さ調節をするのにすごく便利だ。
著者: へた釣り