動物性アミノ酸を自分でブレンドしようとか、押江込蔵が気になるとか、アサリの特餌化の方法をいろいろ考えていたら、「一部トーナメンターの方々は御用水産の御用液」とTwitterで教えていただく。へた釣りはトーナメンターではないけれど、せっかく教えてもらったので買ってみよう。
御用水産で検索していると、あった。相模原市で魚介類販売と寿司屋を経営している会社であるらしい。住吉繁一社長が釣り好きでそれが高じて釣り餌の販売もしているようだ。「釣れる餌は、存在します、それも一般に手に入りにくいものの中に存在します。日々研究して、提案させていただきます」という宣言がなんとも頼もしい。アジ、イサキ、キンメ用の餌となるカツオのハラモが主な商品のようだが、その中に混じって「カワハギ用アサリ締め液(御用液) 1本(180グラム入り)」が売られていた。
日本酒を主成分に、集魚効果の高いアミノ酸、リボフラビン(ビタミンB2)などが配合されているようだ。アミノ酸は分かるが、ビタミンも魚を寄せるの? どうやらリボフラビンには、紫外線を当てると蛍光する特性があるらしい。ケイムラアサリを作れるってことみたい。日本酒が主成分というのが、カワハギには動物性アミノ酸という方針から外れるが、いろいろ試してみよう。アサリ2キロにボトル半分ほど混ぜて漬け込めばいいようだ。締める効果は薄いようで塩との併用が勧められていた。
押江込蔵は取り扱いがあるというキャスティング・日本橋店まで探しにいったのだが、渓流用の物が1本売られていただけで、お目当ての「至上爆釣液」は見つからなかった。Amazonからはグリシン、プロリン、アルギニンが発送済みになっているので、アサリを剥く予定の土曜日までには届いているはず。さらに御用液まで買ってしまったので、どんな風に使い分けると実験結果を得やすいかなぁと、現在悩み中だったりする。
著者: へた釣り