ケーブルテレビで「ビッグフィッシング」など関西の釣り番組をたまに見る。釣り船の雰囲気が東京湾のそれとは違うことに驚く。日よけ用と思われる屋根付きの船が多い。椅子だって背もたれ付きのベンチになっていたりする。釣りやすいかどうかは別にして、快適そうで少しうらやましい。
8月の釣りは暑さとの戦いだ。6時間以上、日差しを浴び続けることになるわけで、風があればまだしも、無風だったりすると死兆星が見えたりする。へた釣りはラッシュガードで日焼けを避けて、熱中症対策グッズを何種類も持って船に乗っているのだが、3年越しの悲願達成釣行で致命的なミスを犯す。出船前の準備中、日焼け止めを顔にスプレーしようとすると…空!! 空気が漏れる音はするが、パウダーが出てこない。
首だけタオルを巻いて保護して、顔は焼けるにまかせて釣りをすることに。皮膚がチリチリと焦げたような気がし、触るとちょっと痛いくらい日焼けをしてしまった。日焼けは体力を奪う。釣行翌日もちょっぴりぐったり。思い出したのが、関西の釣り船。東京の船にも屋根があればいいのになぁと考えてしまう。それまでは屋根なんかあったら竿がぶつかりそうで釣りにくくないのかな?と思っていたが、夏場限定で屋根はあった方がいいと思うようになったw
どうして東京湾の釣り船には屋根がない? 関西(特に瀬戸内海)とは違い、ポイントまでの距離が遠く、船がスピードを出すことが多いからかな? それなら近場がポイントのLTアジやシロキス船だけでも屋根を付けるとか…なし? 夏は日差しを遮ってくれるし、小雨の日に濡れにくくなるので人気が出るような気がするのになぁ~と、面の皮がヒリヒリする不快感に悩まされながら考えている。
著者: へた釣り