不器用だと認めているわりには、工作好きのへた釣りである。最近は時間があればウィリーの仕掛けを作っている。UVレジンで目玉まで描いた物をマメに作っているのだが……「TバックOBANE」というのを発見し、今度は尻尾も付けてみようかなぁっと、明らかに余計なことを考え出した。
TバックOBANEの説明にはこう書いてある。「魚がエサを喰う瞬間、喰い込まずエサを吐き出すのは、なによりも硬く違和感があるハリの結束部+耳部です。この部分をTバックOBANE(エラストマ素材)を被せることで前アタリから違和感なく本アタリまで喰い込ませます」。ウィリーも触ってくる魚信はあるのに、なかなか針掛かりしないというケースがある。針が大きすぎる? 小さすぎる?と針のサイズを変えて対応することが多い(チヌ針の0.6号だと小さすぎ1号では大きすぎで0.8号が主力になった)のだが、結束部+耳部の硬さのせいってのもあるのかな? 気になったら試してみるしかない。ハリスにあらかじめ通しておいてチモトにスライドさせて固定するだけとお手軽なのでまぁ騙されたと思ってチャレンジかな?
色はクリアピンク・クリアオレンジ・マットSAKURA・ケイムラの4種類ある。沖のウィリーだとクリアーオレンジか、新製品のケイムラがアピール力高そうな気がする。でも、ウィリーってチモト方向と針先方向、魚の目にはどっちが頭でどっちが尻尾に見えてるんだろう。オキアミの装餌方向を考えると針先側が頭だ。ウィリーの場合、化繊をほぐした部分がきっと尻尾に違いないと考えてチモト部に目玉を描いてきたへた釣りとしては、チモトの方が頭と信じたいのであるが……魚に聞いたら「そんなこと気にもしたことない」って言われちゃいそうだけどw
著者: へた釣り