サバのせいで…カイワリがぁぁあああと文句ばっかり書いていたが、伊豆で釣れたお刺身5種盛りを食べてみれば、いい釣行だったなぁ~と思い直す。食足りて礼節を知るとはこういうことか?(たぶん違うw)。伊豆の海の恵みに感謝し、サバがウゼェ!と言いたれていた自分を恥じる。
お皿の12時の方向から5時に向かって盛られているのがカイワリ。2時から4時がイナダ。6時から8時あたりがチダイ。9時近辺がカワハギ。10時から11時がマダイ。カイワリのお刺身は、「美味しいのは分かったからどう美味しいのか説明してくれ」と言われるが、うまく表現するのが難しい。シマアジに似ているけど、シマアジよりも脂がすっきりしている。イナダは血抜きが十分じゃなかったせいで身の色がよろしくないが、ねっとりとした身の食感がうれしい。もう少し脂が乗っててもよかったかなぁって感じ。マダイとチダイを食べ比べると、マダイの方が身の旨味が強いことに気付く。チダイはあっさりしすぎていてお刺身には向かないかも。カワハギは冬が旬とされているが身を食べる分には夏の方が美味しいような気がする。キモパンじゃなかったけど、なんとか肝醤油を作って食べた。
サバをリリースしまくった話を書くと、Twitterなどで必ず言われるのが「美味しいのにもったない!」。美味しいのには同意である。サバの押し寿司(バッテラ)はへた釣りの大好物の1つである。でも、妻&子供たちには不人気魚No.1。サバ嫌いな人たちがサバを美味しく食べられるレシピがあるのなら教えてほしい。現在13回目のレシピ募集をしている「シーフード料理コンクール」の過去のレシピを調べてみても、これだっ!って感じのはないんだよねぇ~。
著者: へた釣り