へた釣りは食いたいから釣る。この時期イサキ、イサキとうるさいのも、イサキがとっても美味しいからだ。剣崎沖のイサキはウリンボサイズでも脂の乗りがよくて美味しいとされている。で、ウリンボの食べ方を調べていたら「宇和島産イサキのすだちおろしだし茶漬け」がすごく気になる。
イサキは塩焼きにしたり煮付けたりと白身魚なので、どんな食べ方をしても美味しいのではあるが、へた釣りの場合、イサキはお刺身で食べたい!! イサキのお刺身はマダイのお刺身よりも美味しいと思っている。実は、剣崎沖で釣れるウリンボサイズだって、手間がかかるのを承知で三枚に下ろしてお刺身にしていたのである。半身から3~4切れしか取れない。十数匹の釣果でほとんどがウリンボサイズだったら…食卓が少々さびしいことになっていた。30センチのイサキにこだわるのは、お腹いっぱいイサキを食べたいという卑しさのせいだったりする。
ウリンボサイズのイサキの美味しい食べ方。できればお刺身感覚で楽しめてお腹がいっぱいになる食べ方…と思って探していたら、「宇和島産イサキのすだちおろしだし茶漬け」を発見。イサキのアラから出汁をとって、茶碗に軽く盛ったご飯にきざみ海苔と細切りの塩昆布を散らし、その上にウリンボの切り身(湯引きになるので皮は残したまま)を5~6切れ。スダチを絞った大根おろしと三つ葉を添えて出汁をかけて食べる。「剣崎沖ウリンボのすだちおろしだし茶漬け」……猛烈にうまそうである。作り方は写真から想像しただけなので、一度、だし茶漬けえんで食べて(840円)、作り方が合っているかどうか確認してから、我が家でも作ってみようと思う。
著者: へた釣り