昨年より2カ月も早く開幕した東京湾のカワハギ釣り。水温が高すぎて群れがかたまってないのでは? ベラなどの餌取りが多すぎて釣りづらいのでは? と心配していたが、昨年の大爆発ほどではないものの出足好調のようだ。浦安・吉野屋以外の釣り船も近々参戦を表明し始めている。
浦安・吉野屋のカワハギの釣果は、
9月5日 12~23匹 15~28センチ
7人で船中115匹(平均16.4匹)
9月7日 5~40匹 14~32センチ
13人で船中260匹(平均20匹)
カサゴやクロダイ、ワカシなどがゲストで釣れている。水温が高いせいか、浅場狙いで水深15~17メートルくらいを釣っているようである。夏場のカワハギは底べったりだと餌取りの猛攻に遭うので、叩き下げやフワフワと誘っての宙層狙いがよいと聞いたことがあるのだが、吉野屋の石原船長軍団の皆さんはどんな釣り方しているんだろうか?
注文してあった閃迅カワハギ極先調子が昨日届いた。さっそく25号の錘をぶら下げてみたのだが、昨年まで2シーズン使っていたフィルダーカワハギに比べて、胴は硬めで竿先の感度はよさそう。自重83グラムなので軽い! フィルダーカワハギでは、叩いて聞きあげて魚信を出す釣りがメインであったが、閃迅カワハギ極先調子で魚信を取る釣りができるようになれば竹岡沖の小悪魔カワハギ相手に釣り方の幅が広がるのではと期待している。
2011シーズンは、吉見製作所の形状記憶合金製の幹糸を採用した「夢のカワハギ仕掛」+閃迅カワハギ極先調子で感度ビンビンなカワハギ釣りをと考えている。中錘集寄は叩かなければ魚信が出ないときだけ使うというのが方針。昨年の竹岡カワハギの自己記録は17匹だったので、まずは20匹突破。できれば30匹を目標に設定できることまで上達したいものである。
著者: へた釣り