今年の夏は暑いと聞いて覚悟はしていたが、想像を遥かに上回る。頸動脈を冷やす「ネッククーラー」を買いに行ったのだが……小型化されているとはいえ、首なしデブの首に嵌めると顎に当たる。釣りの最中は腕や肩を動かすのでこれは無理だなと気づく。細めの首冷却具を買う。
「パパには目と首がない」とからかわれることを忘れていた。「ネッククーラー&ヒーター」に似た製品が売られている店を見つけて、試着しにいったが、嵌めるまでもなく見ただけでこれは無理かもと気づく。嵌めてみると首が短すぎて顎の骨に冷却部分が触れる。じっとしているならなんとか使えそうだが、釣りの最中は腕や肩が動くので肩と顎に擦れてかなり不快感がありそう。購入を断念する。
試着だけして何も買わずに帰るのは申し訳ないので、首に巻くタイプの熱中症対策グッズで一番細そうに見えた「ICEG」を買う。冷凍庫で冷やして使うタイプで1時間半程度頸動脈を冷やせる。水氷に浸せば15分で冷却力が復活すると書いてあった。海水氷ならクーラーの中にたっぷりある。海水なので首がベタつくかもという懸念はあるが、タオルで拭ってアルコールティッシュでよく拭けば気にならないと思う。
著者: へた釣り