釣れないスパイラルにハマってしまった気がする白間津シマアジ。これまでの3戦は船中ほぼ型見ずだったが今回は40センチ超えのシマアジが4匹揚がった。深場の勇者様含む釣れた人の釣り方を見るとカイワリでははなくアジ釣りに近いのかな? 20秒くらい待つならエサ釣りが正解?
シマアジはウィリーでの釣りなのでシャクってリアクションバイトを誘うものとばかり思い込んでいたが、釣った人の待ち時間をみていると20秒からもしかするともっと長かった気がする。20秒も待ってしまうと仕掛けとコマセが同調しているとは思えない。以下、海中を妄想してみる。コマセを振ると撒かれたオキアミを追いかけたエサ取りが針から遠ざかる。シャクっていなくても潮の流れでオキアミはポロポロとはこぼれるのでシマアジはそれに突っ込んでくる? シャクってコマセを撒くのは誘いでも魚を寄せるためでもなくエサ取りを遠ざけるためと考えると面白い。ウキフカセでエサ取りを分離するために足元に打つコマセに似る。待ち20秒だと竿の操作はLTアジに近い。2シャクリくらいしっかりオキアミを撒いてエサ取りから付けエサを守って潮下からコマセの発生源に突っ込んでくるシマアジを待ち構える?
となるとウィリーの仕掛けよりも3本針空針仕掛けの方が有利な気がしてきた。次回リベンジする機会があれば全長3メートルの空針3本針仕掛けをメインに使ってみようと考えている。良型ではなく小型の数釣りになったとき用にウィリー仕掛けも持っていく。小型のシマアジはスティ5秒くらいのウィリーシャクリに食ってくることは分かっている。これまで掛けた2匹(1匹は海面ばらし)はいずれもウィリーシャクリで掛かってきた。小型と良型で魚の警戒心が違い、釣り方が変わることはよくある。シマアジもそんな魚の1種と考えることにする。
著者: へた釣り