ヤリイカのスッテやタコエギはなんとか最小限の投資で済ませようとするくせに、こういう面白そうな物は惜しまずに買う。ドラグチェッカー15kgが到着した。さっそくいつもやっているドラグの設定をしてドラグ力を数値化してみたところ……もっと締めていいんだと気づく。ではなぜ切れた?
ドラグはグローブをした手でラインを握って少し力を入れて引き出したときに滑るように設定している。仕掛けの強度などはあまり考慮していなかったというのが正直なところ。泳がせ釣りなどドラグを緩めに設定してと指示されたときは2クリックくらいドラグを緩め、やり取りして余裕があるときは2クリック締めると決めていた。
高級魚は運次第?釣行で使ったバルケッタCI4+でいつも通りドラグ設定をして計測。ハリスは3号だったので適正なドラグは1.8kgなのだが1.25kgしかなかった。適正なドラグ設定を求めて締め込みながら何度か計測する。4クリックか5クリック締めてやっと1.8kgになった。それでは、どうして2クリック締めただけなのにハリスを切られてしまったんだろう?という疑問が残るがスパッと切れられていたので、ヒラメなど歯の鋭い魚の仕業でドラグの設定は関係なかったのかな。
ドラグの設定はそれぞれのリールのドラグによって違うようでカイワリ釣りなどに使っているフォースマスター600DHで同じように少し力を入れて引き出したときに滑るように設定してみるとこちらは1.35kgだった。カイワリの仕掛けは2.5号なので適正ドラグ力は1.5kg。少し緩めに設定しておいたほうが最初の引きの鋭さをしのぎやすいと考えると、こちらはドラグの設定が合っていると思われる。面白いのでしばらく釣り場に持って行ってドラグの設定を数値化して釣り物ごとに適正なドラグの設定を探してみようと思う。
著者: へた釣り