鮫洲・和彦丸から土曜日のシロギス・アジリレーの出船が決まった。シロギス釣りは調べてみると6年ぶり。あまり得意な釣りではない。何をやれば釣果に3倍、4倍もの差がつくのか…名人さんたちがやっていることを全く理解できず、これ以上上手くなる気がしなくなりやらなくなってしまった。
東京湾で船釣りを始めたとき、まずはやり始めたのがLTアジとシロギスだった。和彦丸を開業した増尾船長が以前に勤めていた北品川・中金からシロギス・アジリレーが出船していたので、よく利用した。アジがダメでもシロギスでお土産を、シロギスがダメでもアジでなんとかと、クーラー空っぽでしょんぼりして帰ることがないので気に入っていた。コマセ釣りが大好きなのでLTアジはその後も続けたが、シロギスの方はすっかりやらなくなってしまった。釣り仲間の集まりなどで誘われればやるだけ。最後にシロギスを釣ったのは6年前。その釣行でアイナメを釣った記憶はあるが、シロギスを釣れたかどうかは覚えてなかった。
6年ぶりなので釣り具倉庫の奥深くから仕掛け類を引っ張り出してくる。ターゲットごとにバインダーに入れてまとめてあるので散逸はしてなかったが、チャックが固着していて壊れてしまった。仕掛け類は潤沢に残っていた。吹き流しで7号の2本針。いろんな針の形状の物を買っていたがどう使い分けるのかは覚えていない。オモリは15号の物が入っていたのでこれでいいんだと思う。天秤も固定式と半誘導式の物が入っていたがこれまた使い分け方は不明。胴突き仕掛けも1セット入っていたが3組とも残っていた。買うだけ買って使ってない気がする。
釣り方はさすがに全く覚えてないということはない。アンダーハンドでできるだけ遠くにキャストし、オモリの着水と同時にラインをサミング。着底したら糸ふけを取ってから、海面と平行にゆっくりと扇型に竿を回して少しずつ仕掛けを引いてくる。引いていて重く感じる場所は海底に変化があるので少し待って魚信を待ってみる。魚信は明解にでる。魚信ったらゆっくりと竿を立てて針掛かりさせる。追い食いの狙い方はきれいさっぱり忘れた…あるいは最初から知らない。
著者: へた釣り