よく行く船宿の1つである宇佐美・治久丸が今日からゴールデンウィーク明けまで出船を自粛する。ほかの船は?と調べてみると伊豆全域で出船が自粛される模様。宿泊はできるようだが釣り船だけでなく道の駅などレジャー施設の多くが5月6日まで休業する。来るなってとこには行くな。
熱海、網代、宇佐美の釣り船は本日4月25日から、伊東などの船も4月27日から5月6日まで出船を自粛する旨がサイトなどに掲示されている。南伊豆の船宿は4月13日より休業していたが休業期間が延長されている。釣り船だけではなく、道の駅や公園、伊豆になぜかたくさんあるミュージアム、ダイビングサービスなども休業が発表されており、サーフィンや堤防釣りの人たちが来ないように駐車場の閉鎖も行われるようだ。ホテルは営業しているため宿泊は可能だが観光地としての伊豆は事実上ロックダウンされた状態だ。
高齢化率が4割を超える市町が多く、医療体制も東京などに比べて十分とはいえない伊豆が、繁忙期であるはずのゴールデンウィークの売り上げを捨ててでも住民の命を守るという決断をしたわけで、来ないでと強く拒んでいる場所には絶対に行かないようにしたい。来島自粛が出ている小笠原の釣り船、海賊にゴールデンウィーク中の予約の電話があった。船長が来島自粛中の旨を伝えて断ると「行ったら迷惑なんですか!!」とキレられたそうだ。「行ったら迷惑」なのである。2020年のゴールデンウィークのテーマは「じーっと じーっと ガマン ガマン」だと「おかあさんといっしょ」でも言っていた。
著者: へた釣り