釣りを始めた2009年に購入したクーラー「プロバイザー IZM SUS-2100X」が遂に壊れてしまった。といっても上蓋の投入口のボタンが折れて外れてしまっただけなのでまだ使えるといえば使えるが…あちこちガタがきているとはいえ10年以上釣行を共にしたクーラーを引退させるかで悩む。
大阪のおばちゃん気質で物持ちがよい人なので、蓋を固定する金属が外れてしまったのを接着剤で止めなおしたり、パッキンを付け替えたりとそろそろダメかなぁと思いながらもだましだまし使い続けていた。釣行後に洗浄し干してあったところに強風が吹いたようで本体に立てかけてあった蓋が倒れてしまった。そのはずみで投入口を固定するボタンが壊れた。プラスティック部分が折れてしまっており直りそうにない。投入口はほぼ使っていないのでエポキシ接着剤で固定して使える状態にはできたのだが……使い続けて11年、さすがに限界なのかも。
買い替えるしかないかなぁと思うも、シマノからもらった名前入りのデカハギマスターの称号ステッカーや閻魔様のミーティングに参加してもらった極鋭カワハギ友の会ステッカー、羽田・かみやで規定サイズ以上の魚を釣るともらえるシールなど二度と手に入らないステッカーと思い出が多数あるので惜しいなぁっと。逆に考えると今のうちにリールなどを入れておく用にしてレガシー化すれば、これ以上傷んだり汚れたりしないともいえる。
クーラーはあまり安い物を買うと保冷力に問題があることを知っているので最高級品は無理としてもそれなり以上の物を買いたい。TKB52でもらったシークールキャリーを併用しているので使い分けを考えるともう一回り大きい、青物を曲げずに入れられる物が買い替えの候補になる。プロバイザートランクHD TSSなら予算的にも購入できそうなのだが、電車釣行で持参しても邪魔にならないかどうか、実物を見てこようと思う。
著者: へた釣り