釣り具界のドクター中松的な人、五島の近藤名人からカワハギがあまりに魅力的な光り方にびっくりしたという新作オモリ「あっぱよ」が届いた。五島弁で「びっくり」「危ない」「やばい」という意味であるらしい。ワイングラスの中で光らせてみたら、人間が「あっぱよ」と言いそうになったよ。
デカハギに狙いを絞ってあまりエサを動かしすぎず、でもカワハギにはしっかりとアピールはしたいというへた釣りのカワハギ釣りになくてはならないアイテムがフジ製作の光るオモリ「ピカイチくん」だ。アイデアの尽きない近藤丈一名人によって毎年改良が加えられ、昨年はより明るくをテーマに「炸裂」「SP炸裂」が登場した。2019年の新作は「炸裂」の明るさを維持しながら、点滅に緩急をつける「来るピカ」という5球のLEDが順に光るという機能が追加された。30秒激しく炸裂して光り、続く30秒は緩やかに来るピカっと点滅する。誘いの緩急を光によって自動化している。
言葉で説明するより動画で光り方を見てもらった方が分かりやすい。炸裂の激しい点滅でカワハギに猛アピールしてオモリの近くに寄ってきてもらう。来るピカでスローな点滅になった瞬間に我にかえったカワハギが餌のアサリの存在に気付いて食いついてくると想像しているのだがどうだろう? ピカイチくんを使い始めて4年目になる。大きさを競う大会では何度もピカイチくんのおかげでいい目に遭えている。今年の新作「あっぱよ」にも自然、期待が高まる。
著者: へた釣り