6月1日は剣崎沖松輪の根のイサキの解禁日。大好きなウィリーでの釣りの中で最も繊細かつ正確なシャクリが要求される。「ロボットのような」と例える人もいる。洲崎沖でなら簡単に釣れるイサキが、剣崎沖ではツ抜けすら難しいことも。そんな釣り楽しい? M気質なのですごく楽しい。
毎年、解禁直後の6月第1週目の週末に必ず開幕させている。今年は6月1日が土曜日なので、開幕初日にだって行けるのだが、土曜日に仕掛けを準備したいので2日に行くことになりそう。金沢八景・一之瀬丸のサイトを確認すると、「2日は2隻体制でお待ちしております」とある。2日は釣り人が多く既に2隻が確定していると取るべきか、最も混雑する気がする解禁初日は仕立てなどの関係で2隻出しにはできないと読むべきか…船釣りを始めて10年にもなるのにこの辺の情報の読み解き方が全く上達していない。
仕掛けはハリス1.5号で作る。解禁してしばらくはウィリーには見向きもしてくれないことがあるのでウィリー4本針+空針で釣る。オキアミのおかげでボウズを免れたことがあるし、オキアミのおかげでクロダイやイシダイなどイサキ以外のお土産を確保できることもある。枝ス長は5センチ。胴付きのサビキ仕掛けじゃあるまいしいくらなんでも短すぎない?と言われることもあるが、この枝スの長さが最もイサキからの魚信が多いと思う。50センチ刻みで仕掛けを海中でたるませずに正確にシャクリ続ける。
剣崎沖のイサキ釣りはシーズンによって釣果にバラツキがある。昨シーズンの開幕戦は10匹だった。2017年はいきなり40匹釣れた。2016年は9匹、剣崎沖イサキが不漁だった2015年は2匹、2014年は17匹(うち9匹は沖の瀬で)、2013年は1匹。目標はツ抜けかな。昨年までは「剣崎沖が不調なら洲崎沖、沖の瀬に南下することもある」という但し書きがあったが今年からなくなっている。剣崎沖で勝負できる手応えがあるのかも。
著者: へた釣り