羽田・かみやでクロムツ狙いのLT深場五目の出船が始まった。シーズン初期は混むので落ちついてから参戦しようと思っているが、水深250~300メートルを攻めるので、フォースマスター3000MKにこれまで通りPE4号を400m巻くか、PE3号にして糸巻き量を500mに増やすべきかで悩み中。
フォースマスター3000MKのカタログスペックの糸巻き量はPE4号を400メートル。この400メートルというラインのストック量が微妙だということを少し前にオニカサゴ釣りでラインが足りなくなって思い知った。一度高切れするとラインが足りなくなる危険性がある。オニカサゴよりもスミヤキやクロムツなど歯の鋭い魚を狙うLT深場五目では高切れリスクはさらに上がる。自分が気を付けていても周りの人が釣った魚の歯で切れることもあるので……。
糸巻き量の計算は簡単。PE4号の標準直径は0.330mmなので、断面積は0.165×0.165π。これを400メートル巻けるということは、0.165×0.165×400がスピールの容積だと考えればよい。単位がmmとmで混在してるが、試験の解答ではないので気にしない。PE3号の標準直径は0.285mmなので断面積は0.1425×0.1425π。同じスプールに巻ける糸巻き量は0.165×0.165×400÷0.1425÷0.1425で求めることができて、約536メートル。500メートルなら余裕を持って巻ける。500メートル巻いてあれば、LT深場五目で高切れを1回くらっても釣りは継続できると思う。
問題はPE3号で強度的な問題がないかだ。フォースマスター3000MKの釣りで最も重いオモリを使うのは北海道根魚五目で、オモリ250号。PE3号を巻いたフォースマスター1000MKで問題なくやれた経験があるので、LT深場五目のオモリ150号なら全く問題がないように思う。PE3号を500メートル巻いた方がオニカサゴやLT深場五目で使い勝手がよくなる気がするんだけど、何かへた釣りが見落としている問題あるかな?
著者: へた釣り