毎年のことだが、10月、11月、12月の3カ月はカワハギを頑張る。今年もテーマはデカハギ天国。数はいらない。25センチ以上のカワハギを1釣行あたり3匹(TKB寸75センチ)以上釣るのを目標に愚策を繰りだして何かの間違いを狙う。10月1日は上州屋カワハギ大会。3匹の重量勝負だ。
今年のカワハギ釣りは竹岡沖でワッペンサイズの沸きがいいらしく、まだ群れがかたまってないはずの9月なのに超人さんクラスだと束釣りなんて釣果も聞こえてくる。束釣りは極端な日だったとしても、上手な人だと普通に50枚近く釣っているのが今年の釣況だ。ここまで数が釣れているシーズンというのはこれまで経験がないため、どんな感じの釣りになるんだろう? ワッペンは型狙いの邪魔にならないのか?といろいろ不安はあるが、竿を握る前に経験のないことをあ~だこ~だと悩んでも意味はないので、考えないようにしている。デキることは多くない。デキることをヤリきる。カワハギ釣りの方針はこれに尽きる。
まずは上州屋のカワハギ大会。昨年もこの大会でカワハギシーズンを開幕させた。重量と長さという違いはあるが、3匹の大きさ勝負なので慣れたルールのはずなのだが、剣崎沖でのカワハギ釣りが初挑戦だったので、昨年は全く勝手が分からずに撃沈した。剣崎沖で何かをつかめたかというと……3匹リミットメイクするのが精一杯だったという体たらくだったわけで、釣行記を読み返してもどうすれば釣れるかというヒントは全く書かれていない。今年も苦戦する予感しかしないが、型勝負なのでいつも通りにやってればノーチャンスではないはず。チーム・首なし族改めチーム・ミニオンズな人たちと釣りをご一緒するのも1年ぶり。それだけでも開幕が楽しみ。
著者: へた釣り