いつも無償で修理ばかりでは申し訳ないので、オーバーホールキャンペーンを利用してフォースマスター400を、修理&オーバーホールに出した。症状が出てなかったがハンドルを回してもスプールが回らないという問題が水没メンテ前には頻発していた。不具合がないわけがない。
すっかりダメな子ほどかわいいという趣味のとはいえ、道具(ツール)に求めてはいけないポジションにハマっているのがフォースマスター400。修理に出すたびに高額の請求をくらっていれば事情はちがったと思う。シマノ&上州屋・渋谷店の神対応に救われて毎回無償で退院してくるので、金銭的なダメージはなくそのおかげで「ダメな子ほどかわいい」なんてことを言ってられる余裕があるだけなのだが……。今回もパーツ代は無償だった。毎回毎回、無料で修理してもらうのは気がひけるのでオーバーホール技術料の3321円を払う。意地でも無償で直させてやるという人の悪さはへた釣りにはない。
今回もシマノは丁寧な修理&対応をしてくれたように思う。「ご指摘の不具合を再現する事が出来ませんでした」としながらも「念の為ご指摘内容を改善すべく、要因と思われる箇所のパーツを交換させて頂きました」とある。ピニオン伝達ギア(48)はこれまでにも何度か交換してもらっていたが、今回はフレーム(69)、スプール(106)なんていう大きな部品が交換になった。前回の修理でギア周りはほぼ交換してもらっているので、外観には使用感がバリバリあるが、内部はモーターを除いてほぼ新品になっているかも。さらに電源部のパッキンゴムも不具合とは無関係なのに無償で交換してもらえた。
これまで修理に出すたびに2個~3個のベアリングが交換になっていたが、今回はベアリングの交換はなかった。水没メンテで塩ガミは回避できてるって考えていいのかな? オーバーホール+水没メンテの継続で今度こそ無病息災なフォースマスター400になってくれた……と信じたい。
著者: へた釣り