剣崎沖のイサキが数釣りシーズンに突入したようで、連日竿頭が束超えを達成している。スソの数字が安定しなかったので四隅の釣りやすい席の人のことだろと考えていたが、どうやらそうでもない。イサキ船は乗船人数が減って釣りやすくなってきているみたい。そろそろ束を狙えるかも!?
剣崎沖のイサキ釣りでお世話になっている金沢八景・一之瀬丸にはどうやったらこんな状況でそんな数のイサキが釣れるの?膝を詰めてみっちり釣り方をご教授いただきたい超人さんが何人かいる。その人たちはだいたい四隅で釣りをしている。腕が足りない上に電車釣行で胴の間専門の身としては、竿頭の釣果というのは実はあまりあてにならない。スソの人の数字が50匹超えたあたりからそろそろ束を狙えるかもという気がし始めてくる。
6月に開幕した剣崎沖のイサキは6月、7月の週末はほぼ満席だが、不思議なことに8月に入ると急に空きはじめるという傾向がある。スソの数字がよくなり始めたのは、釣り人が減り始めたと考えてよい。8月7日は片舷3人ずつの6人での出船だったという情報も寄せられている。それならオマツリはなくなるし、自分のコマセだけで上へ上へとイサキを持ちあげてこれるので手返しもよくなり追い食いも狙いやすい。さらに台風が来ると新しいウリンボの群れが剣崎沖に入るという本当か嘘か定かでない怪情報も。
へた釣りでも束釣りが狙える条件が整いつつあるような気がするんだけど…気のせい? 剣崎沖でイサキの束釣りに成功したのは2013年の109匹、昨年の116匹と過去2回。釣ったイサキは揚げるだけのフライの状態にして冷凍しておくと冬場の釣果がよくなかったときの食糧として重宝する。今年も束釣り目指してシャクリ倒してみよう。今季の最高は61匹。少なくともこれは超えていきたい。
著者: へた釣り