普通に釣ればとよく言われるが、普通に釣っていてはかなう気が全くしないので余計な工夫をこらすのがカワハギ釣りの楽しみになっている。2016年の余計な物第1弾は「神撃のシリコーン」なるタコベイト型集寄になりそう。もちろんラバマックスをたっぷり吹き付けて使ってみるつもりだ。
この手のカワハギにアピールできるゴム系の集寄は、ダイワやがまかつなどからも発売されているが、この2社のカワハギ用品は多くの人が使っているので、投入してもあまり差がつかないような気がするのが悩みどころ。カワハギにアピールするための集寄なのに、カワハギには全く効果がなくても釣り人が何それ?と寄ってくる方がうれしいのがへた釣りという生き物である。神撃のシリコーンはシリコン素材のタコベイトで足の先端を尖らせて細くし、長さを不揃いにすることで海中でイレギュラーに動いてくれるそうだ。「これがバレリーナだ!!」なる分かるような何のことかさっぱり分からないようなアオリ文句が添えられている。
ピラピラ系の集寄は、下オモリの上と、中オモリの近くに付けて使う。神撃のシリコーンには夜光ケイムラ塗料が配合されており、アピール度は高そう。ラバマックスを吹き付ければ視覚的なアピール度はさらに増すし、臭いも付加することができる。海水がまだ濁っているシーズン初期は夜光&ケイムラ+臭いのアピールが効果的だったので、今年は神撃のシリコーンでさらなる強化が可能か試してみたい。カワハギだけでなく、タコベイトなら深場でも使えるので無駄にはならないはず。
著者: へた釣り