ビーズの穴の大きさなんて実に些細なことにいちゃもんをつけて、自分の人間の小ささをさらしているだけのような気もするが、カワハギ用の仕掛けを作るときに使うビーズの穴が大きすぎて結びコブを超えてしまってイライラしまくる。ビーズの大きさだけじゃなくて穴の大きさも表示してよ!!
へた釣りのカワハギ仕掛けはSnハリス止めビーズの上下をビーズではさんで幹糸に固定して作る。ビーズは必須なの?と言われるとどうだろ?としか答えようがない。でも、カワハギ用にビーズ類を連ねた集寄が売られているので、全く効果がないってこともないのではないかと。自作のカワハギの仕掛けを装飾するのにビーズをいろいろ選んで組み合わせるのが楽しいというのもあるのだが……これがイライラの元になるから困ったものである。
このビーズはカワハギに効きそうだと、袋に書いてあるアオリ文句に釣られて買ってくる。一応、目視でビーズに空いている穴の大きさは確認してから買っているつもりなのだが、欲しいという気持ちが逸ってしまっているのか微妙な穴の大きさの物をよく買ってしまう。で、たいていの場合、微妙な物は幹糸の結び目が穴を通ってしまってカワハギ用の仕掛けには使えないというオチがつく。穴の大きさが何ミリってちゃんと袋に書いておいてくれれば、イライラ&ガッカリから解放されるのになぁ~。
カワハギシーズン開幕に向けて仕掛け作りは完了した。「宙釣り用」「底釣り用」「漁礁&時化用」と3つの袋に分けて整理しておく。枝間や下針の位置は仕掛けによって変えてあるので、どんな仕様かは仕掛け巻きに鉛筆で書いておいた。いろんな状況に対応できるように準備したつもりだが、へた釣りのカワハギの戦術は片手よりは多いけど両手には足らないってレベルなので、スタートダッシュを飾れるかどうかは、片手以上両手未満の戦術が通用する釣況かどうか次第。祈るしかない。
著者: へた釣り