リアランサーカワハギ、リーディングカワハギ、カワハギEXと今季のカワハギ用の新竿が店頭に並んでいたので触ってきたが、竿選びは大難航。あれもいいけどこれもいい。1本しか買うお金がないのに、その1本を選べなくてカワハギ竿コーナーでたっぷり1時間ほど悩んで結局買えず。
2万5000円くらいという予算に収まりそうなリアランサーか、リーディングのいずれかを買うと宣言した。仕舞寸の関係でほぼリアランサーでキマリだと思っていたが、Facebookで閻魔大王様から「結論は、メタリア(竹岡)MHだと思います」とコメントをいただき、悩むことに。DKOチャンプにして釣り方を解説したDVDの売れ行きが絶好調の大王様がおっしゃった結論である。これでメタリアの値段が予算を大きく上回ってくれていれば高すぎて無理と諦めもついたのだが…リアランサーMHとメタリアMMHの実売価格は2500円くらいしか変わらない(注1:セール中の上州屋・渋谷店調べ、注2:MHと言われたのに購入候補の竿がいつの間にかMMHに変わっている理由は自分でも不明)。
リアランサーはHモデルがいいよとは何人かの達人さんに言われた。25号のオモリをぶら下げて触ってみるとちょっと硬すぎて宙釣り限定っぽい。1本しか買えないのに宙釣り専用モデルには手を出しづらい。とするとMHになるのだが、オモリをぶら下げた状態でリアランサーMHとメタリアMMHを比べてみると、メタリアMMHの方がなんとなくだが手に馴染む。実釣で魚を掛けたり、叩くなどの操作をしたわけではないので、あくまで手に持って竿の曲がりを確認しただけだけど……試釣会などに参加しているわけではないので、竿選びは店頭での直感を信じるしかない。
チームステファーノを信じるべきか、それともカワハギ地獄の閻魔大王様を信じるべきか…悩んでいるってことはこっちに惚れた!!という決定的な要素を見いだせてないってことだ。こうなると踏ん切りをつけられず両方買えない。一番自分を納得させられるのは、リアランサーHとメタリアMMHを両方買うことなのだが……そんなお金はもちろんない。あるなら極鋭かステファーノ、カワハギEXなどフラッグシップモデルを買う。しばらく釣り具店のカワハギコーナーでブツブツ言い続けることになりそう。
足しげく釣り具店に通うといいこともある。「Stephanoカワハギ仕掛けケース」が超気に入った。これまで針のストックケース、オモリ兼小物入れと2つのケースを船べりに置いて使っていたが、使用頻度の低い物まで海水やアサリの剥き身汁を浴びてベトベトになり釣行毎に洗うことになっていた。収納量は少ないがいろんなパーツを整理して入れられるStephanoカワハギ仕掛けケースにその日使いそうな分だけ移して船べりに置き、残りは海水を浴びないバッグの中に残しておけば、船べりがすっきりするし、道具のメンテナンスも楽になるような気がする。この値段なら迷わずに買える。
著者: へた釣り