5月22日に釣りに打ち込むことを誓ったらしい少女たちで構成されるアイドルユニット「つりビット」がデビューするらしい。歌って!踊って!釣れる!アイドルさんであるらしい。「らしい、らしい」と連発しているのは、へた釣りの中でそろそろ釣りガールなんてどうでもよくなってきているらしいw
2010年くらいから釣りガールブームを誰かが無理やり仕掛けたようで、このままでは先細り感が否めない国内の釣り業界に少しでも明るい話題と新たな需要の掘り起こしをしようと頑張ったんだと思う。目論んだ通りの効果があったかどうかは知らないが、2010年といえばちょうどへた釣りが釣りを始めたころなわけで、この数年で東京湾の乗合船で女性の姿を目にする機会は増えたと感じる。1人で釣行している女性って颯爽としていて格好いい(←上手なんだよなぁ~w)。逆に何人かの仲間で釣行し賑やかに釣りを楽しんでいる女性グループの姿は見ていて楽しい。
ダイワスーパーフレッシュアングラーの秋丸美帆と百目のふくだあかり、これに大御所児島玲子と永浜いりあ、飛び道具の石崎理絵。この5人だけでしばらくは十分じゃないの?と思っているのはへた釣りだけ? 彼女たちは本当に楽しそうに釣っているし、それを釣るか!って驚かされる釣り運と腕を持っている。釣りを楽しむ女性のモデルとして、それぞれ違った個性をだしつつ、テレビの釣り番組でこの5人の登場する回を見て、つまらなかったなぁ~と感じたことはあまりない気がする。本当に釣りが好きかどうか、普段から釣りをしてるかどうかはブラウン管越しにだって分かる。
これに釣りという狭い世界のさらに片隅で起きている釣りガールなる流行らしき物に乗っちゃおうという人たちが絡んでくると……なんだかよく分からなくなる。釣り好きのアイドルとか、釣り初体験のって女性(タレント?)からは…本物の釣り好きオーラが伝わってこないことも……。さすがにテレビ東京系の番組だとそこまでひどいことはないが、ローカル局制作の番組だと、見ていて全く楽しめないこともある(釣り女子TVは本当に酷いと思う)。歌って!踊って!釣れる!らしい「つりビット」…釣りガールというカテゴリーがこれ以上どうでもよくなっていかない程度には、頑張ってほしいと思う。
著者: へた釣り