SNSで動画を見たが剣崎沖で釣船の火災が起きた。エンジンルーム付近から出火と報道されているが、原因はまだ特定されていない。キャビン内で釣り客が持ち込んだモバイルバッテリーが発火したのでは?との疑念から、バッテリーの船への持ち込みを制限する船宿が現れそうで弱った。
猛暑日のキャビン内にスマホなどに接続した状態のモバイルバッテリーを放置すれば確かに出火のリスクはゼロではないが、よほど質の悪いバッテリーでなければそうそう発火するものではないと思う。国内で販売されているモバイルバッテリーはPSE認証を受けており、過充電・過放電・短絡(ショート)保護機能が搭載されている物がほとんどだ。トンカチで叩くとか船底に叩きつけるなどすれば発火するかもしれないが……。海外通販で買える中華なバッテリーや手持ち扇風機など安価な製品に組み込まれているバッテリーには怪しい物もあり、出火しているのはそういう粗悪品(とリコールがかかった物)なのではないかと疑っている。
へた釣りは動画撮影用の2台に加え、夏場は冷蔵服用に2台、予備で1台と5台のモバイルバッテリーを持って船に乗っている。GoProへ給電可能なモバイルバッテリーは求められるスペックがかなり高いため、5台のうち2台は、神奈川県海老名市に本社があるMOTTERUというメーカーの製品だ。ほかにも何社か有名なバッテリーメーカーの製品を試したが、アクションカメラと組み合わせて船上という悪条件下で安定して使えるバッテリーはMOTTERUの物だけだった。背中に背負って1日アクションカメラに給電し続けてもバッテリーを触って熱いと感じたことはない。冷蔵服用の物もそうだが、発火・爆発すれば一番危ない(火だるまになる)のは自分なので、リスクのある物は選ばない。
そんなMOTTERUから釘を刺しても発火リスクほぼ「ゼロ」という準個体モバイルバッテリーが発売された。従来モデルよりも少し重くなってしまうが、動作温度が「-20度~60度」になっているため、夏場の船上での使用に関しては、これまで以上に安定感が増すと思われる。それもあって1台購入してみた。釣り船へのモバイルバッテリーの持ち込みがあれこれ言われ続けるようだったら、準個体モバイルバッテリーに少しずつ置き換えていくなど対策が必要になるかも。動画撮影は続けたいので、なんでもかんでも一括りにして船への持ち込み禁止とならないことを望む。
著者: へた釣り