体重が80キロを切るまで天ぷら禁止令を食らってしまったせいで、超当たり年だった東京湾での夜アナゴ釣りに参戦できなかった。こんなに釣っちゃうと来年は湾奥にアナゴがいなくなるんじゃと不安になってマアナゴの産卵事情を調べてみると、産卵は6~9月に外洋で行われると知る。
マアナゴの産卵はウナギと似ており、6~9月に沖ノ鳥島南方沖の九州・パラオ海嶺付近や北赤道海流域の外洋の深海で行われるようだ。メスのアナゴは一度に100万個から120万個の卵を産み、産卵後は死亡する。卵から負荷したレプトケファルスは海流に乗って日本の沿岸にやってくる。のれそれと呼ばれて食用にされるマアナゴの幼生の旬は春なので半年以上漂って日本に帰ってくるわけだ。アナゴの成長は1年で20センチくらい。メソと呼ばれる20センチ前後のアナゴは孵化して2年目の個体みたいだ。以降、40センチで3年目、60センチで4年目。オスは最大で40センチまでで、40センチより大きくなるのはメスだけ。最大で1メートルにまで育つ。あれ?と思ったのは東京湾で釣れている時期と産卵期が被っていること。産卵場所への移動距離を考えると、絶対に間に合わない。40センチに成長したオスのアナゴは日本沿岸からは姿を消すことが確認されているそうなので、東京湾で釣れるマアナゴはすべて性成熟前の未成魚ってこと?
著者: へた釣り