鴨川沖の浅場の根魚五目で冷凍のカタクチイワシを使ったら、クエやアカハタが釣れてすごく印象がよいエサになった。また、クロムツ狙いにもカタクチイワシがちょうどいいサイズな気がしていて、一度試してみたいのだが…時期が悪いのか冷凍のカタクチイワシがなかなか売られていない。
カタクチイワシについて調べてみると、季節的には春から夏によく獲れる魚らしく海水温の低いこの時期が一番品薄になる。言われてみれば、イワシメバルのエサは活きたカタクチイワシだが2月はなかなか網に入らず、イワシメバルで出船できるかどうか数日前まで分からないこともある。春になって商品が出回り始めたタイミングで少し余裕を持って買っておくのがよさそう。ネットで買えるところはと検索していて気になったのが天洋丸の「雲仙こいわし」。手のひらに乗るサイズのカタクチイワシを獲れたらすぐに冷凍したもので、釣りエサ用ではなく食用。
300グラムで500円と釣りエサとして売られている物よりも安い。これの在庫が復活したら5パックほど買っちゃおうと決める。ついでにカタクチイワシはどうしてシコイワシと呼ばれるんだろう?と調べてみたら「身がしっかりとしている(しこしこしている)」からという説と「四季を通じて産卵する(四子イワシ)」という説があった。カタクチイワシの身がしこしこしているとは感じないので四子イワシ説の方が納得しやすい。
著者: へた釣り