水温が22度を下回るとシロギスは産卵を終え、水温が安定している深場に落ち始める。積極的に餌を追わなくなり釣りにくくはなるが、産卵を行わない分、脂を蓄え始める。越冬シロギスは上品な脂が乗り身の甘みが一段上がるとされており、さぞかし美味しい天ぷらになると期待したが…。
芸がないと言われそうだがシロギス釣りが苦手でたくさん釣れることがないため、釣れたシロギスは全部天ぷらで食べる。ほのかな甘みが感じられるホクホクとした身とカリッとした衣の食感の対比が楽しい。塩で食べる。2024年は幸先よすぎ!! 初釣りでアジ105匹+シロギス20匹で釣れたシロギスも全部天ぷらにしたのだが……もしかすると越冬シロギスを味わうのに天ぷらは向いていない? 美味しくないわけではない。夏に釣れたものと変わらず美味しいのだが、越冬シロギスだから上乗せになっているはずの脂の差分が分からない。昨年1月に越冬シロギスを釣って食べたときもあれ?と書いていたので、天ぷらだと分かりづらいのかも。次に釣れたらお刺身、しゃぶしゃぶなどほかの料理法を試してみる。
著者: へた釣り