魚屋さんに行って買ってくれば…と言われそうだが、釣れるものなら釣って食べたいというのが釣り人の心理なのではないかと。キスアナゴ天丼というパワーワードに出会ってしまってから(できれば釣って)食べたいと考え続けているのだが…アナゴは最も苦手としている釣りなので……。
釣れる気は全くしないのに夜アナゴ釣りに行けている理由…羽田・かみやの夜アナゴにはストック5なる下手くそ救済制度があるから。釣れたアナゴが5匹に満たなかった場合、足りない分を連夜乗船している名人さんたちが釣り貯めてくれたストックなどで補填してもらえる。ボウズをくらってもアナゴ5匹を持ち帰れるわけだ。釣り人としては惨めだが美味しいアナゴでお腹は朽ちる。で、へた釣りの場合、3回に2回はストック5のお世話になる。そんな体たらくなのでかみや以外のアナゴには乗りづらい。
キスアナゴ天丼を食べるためにやってみるかと考えているのがショートシロギス→かみや夜アナゴリレー。胴突き仕掛けの釣り方の勉強のためにも一度船長室の下で乗ってみようと考えているのが磯子・根岸丸のシロギスだ。ショート船なので8時出船で14時帰港。帰りはJR根岸駅まで送迎があるし、時間がかかるようなら駅まで徒歩15分なので歩ける。かみやの夜アナゴは16時頃JR蒲田駅で待てば送迎バスで拾ってもらえる。時間に余裕はあるので横浜駅で京急に乗り換えて穴守稲荷駅から歩いてもいい。シロギスでボウズを食らうってことはないと思うのでストック5があればキスアナゴ天丼に確実にありつける。
著者: へた釣り