半夜クロムツで良型クロムツをクーラーいっぱいにという釣果を見て、この魚の炙りが大好物なのでうずうずするが、電車で南房はつらい。どこか行き慣れたところでと探していたら、伊東・誠徳丸が半夜クロムツで出船しているのを発見してしまう。伊東からなら翌日カイワリにリレーできる。
誠徳丸はアカハタを中心とした根魚が得意な船宿で餌でハタ類を狙わせてくれる船宿を探したときに行き当たったことがある。半夜クロムツでも出船しているのは気づいていなかった。17時30分集合で23時終了。半夜クロムツは2年前の夏に網代・つちそう丸で一度やったことがある。スミヤキだらけで大苦戦したがそれでも6匹釣れた。網代も電車で行けるのだが…帰港したら既に電車の終電は出てしまっており帰るのは不可能。一泊するしかないのだが、東伊豆で一泊するなら宇佐美・治久丸でカイワリを釣って帰りたい。ところが網代→宇佐美間は移動手段がなく、半夜クロムツ→カイワリリレーは難しかった。
伊東港から半夜クロムツに乗れるとなると、半夜クロムツ→カイワリリレーの可能性が見えてきた。誠徳丸の沖上がり後に、格安ホテルでシャワー&仮眠を取って、治久丸の集合時間に間に合うようにタクシーで宇佐美港へ向かえばよい。伊東駅から港まで送迎してもらっている人を見たことがあるので、船長に事前に連絡しておけば、タクシー代も浮く可能性がある。うまく釣れれば、帰りのクーラーはクロムツ&カイワリという美味しさのベクトルが全く異なる高級魚2種入り。シーズンが始まったら五十路のおっさんが体力の限界に挑戦するリレーに挑戦しよう。
著者: へた釣り