コロナ陽性者から濃厚接触の可能性ありと連絡を受けた1月13日から発症後11日目となる25日まで家を一歩も出なかった。26日以降は食後の散歩を再開したものの、疲れやすくまだ本調子ではないのかもと感じていた。29日に3週間ぶりの釣行。釣りは休まずやり切ったが翌日は……。
55歳になったが筋肉痛は運動をした翌々日にではなくちゃんと翌日に出るのが自慢だったりする。土曜にクロムツを狙って150号のオモリをぶら下げて休まず誘い続けた。サバを巻き上げるときは全速力で巻く。結構、腕に負担がかかる釣りではあるがこれまでなら筋肉痛にはならなかった。ところがである。日曜朝目を覚ますと竿を持つ左手の肩から二の腕にかけてと手首の辺りが怠い。ベッドから起き上がろうとすると、背中の筋肉に違和感があり、さらに両足の膝の上辺りの腿にも鈍い痛み。ほぼ全身筋肉痛である。左腕は釣っている最中からもしかしたらとは思っていたが、凪の胴の間での釣りだったのに腰や腿にまでダメージがあるなんて……。毎週楽しく元気に釣りに行くには、普段からちゃんと体を動かしてないとダメだなと思い知る。意識していないとその日持った一番重い物は中ジョッキなんてこともある。コロナ罹患中は中ジョッキすら持っていなかったので、すっかり体が鈍っている。
著者: へた釣り