変な人なのでわざわざ「○○専科」と書いてあるものを「○○」以外で使ってみたくなる。ダイワから発売される「穴釣り専科ガンマ 1500」の対摩耗性能1500%というスペックが気になって仕方がない。メバルなど根掛かり上等の釣りのリーダーや仕掛け用のラインにも使えそうな気がする。
技術的なことは例によってよく分からないのだが「NANODIS1500」という最先端のナノ分散技術でナイロン分子の隙間を微細なナノ分子である耐摩耗性向上剤で埋めることによって、従来のナイロンラインに比べ対摩耗性能が15倍になっていると説明されている。一般にフロロラインの方が根ずれに強いという印象はあるが、いくらなんでも15倍もの差があるとは考えにくく、穴釣り専科ガンマはフロロの何倍も値ずれに強いナイロンラインかもと期待したくなる。
これでナイロンラインのしなやかさや適度な伸びという特性が残っているなら、船からメバル釣りのリーダーや仕掛け用の糸などに使えそうな気がする。フロロに比べどれくらい感度が落ちるかにもよるが漁礁などを攻めるときのカワハギ用の仕掛けなどにも面白い? 摩耗性が高いということはフグなどの歯には弱いがマゴチなどすり潰すような歯を持つ魚相手には強い可能性もある? 150メートルでメーカー希望本体価格1200円なので実売りなら1000円を切るくらいだ。50メートルは専科に敬意を払って穴釣り用に使っているリールに巻いて、残る100メートルであれこれ試してみようと考えている。
著者: へた釣り