竿の持ち方は合っている。オマツリしないようにサミングしながら仕掛けを投入できる。タナ取りもできている。魚信があっても竿を動かしていない。取り込みもバタバタせずにやれる。なのにどうして半日船30匹チャレンジに失敗したのか……妻との釣行は潮回りが大きい日は避けるのが正解。
妻1号の半日LTアジ30匹チャレンジ3戦目は14匹で終わった。コマセを振り出してからタナに合わせるまでの時間を可能な限り短くしないと全くといっていいほど魚信が出せないという時間帯が長かった。どうして?と考えると、おそらく潮が速かったのではないかと…。東京湾内なので潮汐通りに潮が効く。釣行日は大潮翌日の中潮で6時20分が満潮。釣り始めた8時頃はタナ取りがそこまでシビアではなかったが、下げ潮が効き始めた9時頃から急に釣りが難しくなった。コマセの煙幕がすぐに流れて行ってしまい、小刻みにそして素早くコマセを撒けないと仕掛けと同調しなくなったのだと想像される。
妻1号のコマセの振り出し方は、割りと激しい。1メートルくらい強く大きくシャクる。頭上まで竿を持ち上げてしまっているため、ラインスラッグが出てしまっており、これでは素早くタナに合わせられない。これが「もっと早く」と要求するのを断念した理由。アジ釣りでは妻と同じように大きく竿を振ることで釣果を出している名人さんもいる。個人的に好みだという理由でウィリーのようなシャクリ方を押しつける必要はない。次回の妻1号の30匹チャレンジは潮回りをちゃんと確認して潮が速すぎない日程にする。次こそはチャレンジ成功に導きたい。
著者: へた釣り