船酔いしない人には船酔いする人の気持ちは分からない。日曜日の風の予報にもしかして時化?と書いたら、異次元A居名人に「10メートルまでは釣り日和」と言われる。大会など止むを得ない場合を除いてそんな日に釣行しなくても……というわけで明日は凪る予報の午後アミ五目に出撃。
個人的には7~8メートルの風で少し不安になり始める。風と潮の向きによって船の揺れ具合は違い、条件が悪いとこのくらいの風でも酸っぱいものが喉にこみあげてくることがある。風が10メートルを超えるとほぼ確実に胸がむかつき始め、倦怠感を伴う頭痛が襲ってくる。その状態が長く続くと船上で集中力を失って釣りを続けてはいるがぼんやりとしていることが多くなる。ほぼ毎週船に乗っているうちに最初のころよりも船酔いが重症化するということは減ったが、頑張って釣り続けているという状態がレジャーとして正しいのかと考えると、たぶん正しくない。
明日の竹岡沖は午前は7~8メートルの予報。11時くらいまで強めの風が続いてその後少しずつ収まっていく。午後からの上げ潮の時間帯だけ勝負でとも思ったが、北風なので時化後の××も期待できない。本日出船したカワハギ船はあまり釣れていない様子なので無理して行くこともないかと思いなおす。風が止む午後から金沢八景・一之瀬丸のアミ五目の予約を入れる。アジに混じってマダイやクロダイを狙う五目釣りで、イナダが釣れ始めたら行こうと思っていた。イナダの釣果はまだ聞こえてこないが、マダイかイシダイが釣れればラッキーくらいのつもりで行く。枝スの幹糸へのからみを大幅に軽減できるオキアミ餌用の編み込み仕掛けを3つほど作成。
著者: へた釣り