7月最終週は妻の帰省に付いて行って道東釣り三昧旅行。今年も釧路の沖でアオゾイを狙って何戦かしようと考えている。アオゾイは2年連続で釣れてない。一昨年は時化で海に出られず、昨年は2戦してタラなどほかの魚はそれなりに釣れたがアオゾイの姿は見られなかった。今年こそは!!
お気に入りの船は釧路港の海攻。何がいいって船の設計が遊魚船なのでちゃんと釣り座がある。釧路の釣り人はでっかいクーラーを持ちこんでその上に座って釣るのに慣れているので釣り座があるからどうした?ってとこだろうが、釣り座のない船になれてないへた釣りは釣り座があるというだけで釣っていて随分と疲れないで済む。今年は海攻で2戦する予定。釧路のフィーリング船長と勝手に呼んでいるおしゃべり好きな船長が釣り人を楽しませようと真面目にやっている船宿なので、漁師さん気質の船が苦手なへた釣りにとっては乗りやすい。
アオゾイ釣れてるかなぁ~っと半田船長のブログをのぞくと悪くないどころか今年は期待してよさそうである。釣り数コイノボリになっている写真があるかと思えば、大きく育ってアオゾイと呼べない真っ黒な魚体になった良型も釣れている。釧路の沖でアオゾイと呼ばれている魚の標準和名はクロメヌケ。全長55センチにまで育つメバルの仲間である。似たポイントで釣れるヤナギノマイに比べて大型でしかも引きが強いので釧路沖五目で釣趣の良さを楽しむならこの魚が一番だ。食べてもアオゾイの味噌漬けは絶品で、近所に配って最も喜ばれる北海道のお土産になる。普段は絶対にそんなことを言わない奥様から「よろしければもう少しいただけないかしら?」と言われたこともある。
著者: へた釣り