柳の下にタチウオ15匹釣行で、巻き上げ中にハリスを2回切られた。2回とも針掛かりした瞬間に竿を立てるのに苦労する大物の予感のする魚信だったので超悔しい。丁寧に巻き上げようと、電動リールの巻き上げを低速にしたのが失敗だったかもと反省している。ゴリ巻きが正しい?
最初はチモトの結び目にタチウオの鋭い歯が触れたので切れたと考えたが、それならば、結び目のクルクルと巻いた部分が戻ってくるはずである。1度目は三石忍スタイルでチモトを何もガードしてない状態だったので、結び目の少し上をやられたと思っていた。2度目はチモト3センチの結び目ガードのパイプとさらにハリスに10センチくらい透明の細いパイプを通してあった。切られたのは針から少なくとも10センチ以上離れた場所だったということになる。どうしてこうなったのか?と想像してみた。
低速で大事に巻き上げたのがおそらく失敗。タチウオの引きは間欠的で、竿を送らないとラインブレイクしそうなほどに引き込むかと思えば、逆にバレた?ってほどに竿に重みを感じさせずにスルスルと上がってくることがある。問題はこのスルスルと上がってくる時間帯。タチウオは電動リールの巻き上げ速度より速く上に向かって泳いでいると想像してみた。当然だがハリスにたわみが生じ、タチウオの周りをフワフワと漂うことになる。それにタチウオの歯が触れれば、ハリスは簡単に切れてしまうのではないかと。ハリスを切られたのは2回とも巻き上げ中の抵抗がなかったときだった。あれ? バレたと思ったら針ごとなくなっていた。
対処法は、ドラグを緩めて高速巻き上げ? それとも中速以下の電動の巻き上げ+手巻きのゴリ巻きでハリスのたわみを生じさせないようにやり取りする? 面白さでいうと後者に挑戦してみようかなぁっと。電動で基本は巻き上げ、竿にタチウオの重みを感じなくなったら、手巻きでゴリ巻きしてタチウオが上に向かって泳ぐ速度に負けないように糸を巻き取る。竿先や手元にタチウオの重みを感じたら手で巻くのを止める。タチウオにハリスを切られた状況が想像した通りならこれで対応できる気がする。うまくいくかどうか、試してみよう。
著者: へた釣り