釣りではイサキ、カイワリと2週連続で本命ボウズ。追い討ちを掛けるように昨晩、パソコンのHDDが天に召される。1年以上放っておいた予備のノートPCまでおそろしく調子が悪い。何もかも上手くいかない上に、パソコン関連の散財で今年もカワハギの新竿が遠のいていく。貧すれば……。
HDDは買うしかない。2Tバイトで8000円くらい。ノートPCはWindows8搭載の物は手を出したくないので、Windows7搭載の中古を物色中。中古でも1万5000円くらいはする。カワハギの新竿を買うために貯めてあった資金の半分以上を予定外の出費で失うことになる。閃迅カワハギ極先調子があるからいいもんね!!と強がってみたところで、柔らかい竿が欲しいという2年越しの欲求は抑えられない。残った資金は2万円を少し切る。どうする? 貧すればに続く言葉…テストに出れば正解は「鈍す」だけど、貧すれば「閃く」こともあると信じたい。
昨シーズン、カワハギ釣りにリアランサーLTアジを使った。思ったよりも具合がよく、竿が根っこからひん曲がる釣趣も悪くなかった。昨季の数の最高記録はカワハギ竿でではなく、リアランサーLTアジで達成している。欠点は、胴まで柔らかいので、アワセがしっかりと決まらないこと。口の周りが厚く硬い良型カワハギほどバレるという傾向があった。2万円以下という予算内でリアランサーLTアジの胴が硬くなった竿ってないものかと探していると……なんだかすごく気になる竿を発見する。
「マルイカBB」という竿。7:3調子で全長145センチのモデルと8:2調子で全長140センチのモデルがある。マルイカ竿なので穂先は柔らかく感度も悪くないはず。自重も80グラム以下なので持ち重りはしない。上州屋・神田駅前店に73-145があったので触ってみたが、ゼロテンション以下の底釣りに十分に使えそうな感じがした。実売は1万3000円ほど。残った資金でなんとか買える。8:2調子ならさらにカワハギ竿に近づくような気がするので、82-140を触って気に入ったら買っちゃおう。カワハギだけでなくカレイの小突き釣りにも使えそうな気がする。
著者: へた釣り