この時期毎週カワハギ釣りに行くので潮回りの悪い日や通常のポイントの活性が悪いときに一発逆転を狙って、漁礁の入っているポイントを釣ることがある。型のよいカワハギが出るらしいのだが、根掛かりが多発するし、漁礁に針が擦れた感触に悩まされ、漁礁での釣りが苦手だったり。
「底ガリガリなので、高い錘は付け替えてね~」というアナウンスがあったら、羽田・かみやのデカッ船長船の場合、漁礁の上を直接攻めるポイントだ。錘が着底後すぐに底を切って根掛かりを回避する。ここからが悩ましい。底を切った状態で魚信が出ればいいのだが、漁礁を攻めるのはカワハギの活性がよくない日のことが多く、底に錘を付けたゼロテンション以下の状態にしてあげないと魚信が出ないことが多い。急に1.5メートルくらい底が下がってしまうこともあるので、ゼロテンションを維持するだけでも結構大変だったりする。
漁礁のことをジャングルジムと呼ぶ人もいるようなので、おそらく中がくりぬかれた立方体の枠組み状のコンクリが沈められているのだと思う。コツコツと竿先に現れた反応が魚の物なのか、あるいは針が障害物に触れているだけなのかがよく分からない。生物的な引きがあっても根掛かりになることもある。魚が根に潜っている? カワハギが根に潜るというのは聞いたことがないのでカサゴなど別の魚? とにかく漁礁のポイントで人並みに釣れた記憶がなく、他の人以上に根掛かりで仕掛けをロストしまくっている。良型が潜んでいるらしいので、なんとか攻略したいのだが……。
現在、考えている漁礁攻略法はというと、
1)アサリの装餌時に針先を出さずにキモの中に止めてみる。針による根掛かりや竿先に伝わる紛らわしいコツコツ反応を減らせるかも。
2)針数を減らしてみる。3本針を2本に減らせば、針の根掛かり率は2/3に。3本針を1本にしちゃえば1/3に減らせるかも。ただし、魚を物にするチャンスも減る。
3)錘をホゴ錘に変えてみる。漁礁では丸型錘を使っているが、こいつが転がるせいで根掛かりが増えている気がする。すり抜け性能を期待してホゴ錘を使ってみる。
4)針をくわせ系からネムリの入ったハゲ系に全部変えてみる。ハゲ針の方が根掛かりしにくいと聞いたことがあるので、漁礁では普段使っているくわせ針を止めて3本ともハゲ針にしてみる。
5)仕掛けを上下逆に付けてみる。一番下の針が底から30センチ(もともと7センチ)の位置にくるので、根に潜る魚を避けられるし、潜られにくくなるような気がする。
という具合にいろいろ考えてはいるのだが、この中に正解ってあるのかなぁ? 案外、魚信が遠くても錘を浮かして釣り続けろが正解のような気もするし……逆に根掛かりなんか気にせずガンガン攻めろが正しいような気もする。漁礁ポイントのカワハギはこう釣れ!!という、いい手を知っているなら、誰か教えて~~。
著者: へた釣り