マッチポンプな流れだけど、無知ゆえのことなので勘弁してちょうだい。道糸を半分出した状態での巻き上げ長が短すぎて、フォースマスター400は水深100メートル前後のウィリーで使うのには向いてないかもという話を書いたら、シーバス師匠ほかにそんなことないですよ~と教えていただく。
フォースマスター400の最大巻き上げ長はハンドル1回転に対して53センチ。糸巻き量はPE2号で200メートルなので、水深100メートルのタナでウィリーをすると、ハンドル1回転あたりの巻き上げ量がさらに少なくなるので、ハンドル1回転半~2回転必要になるのでは? と考えていた。でも、スプールには軸があるわけで……道糸を半分だしたからといって、巻き上げ量が半分になるわけではないと指摘される。言われてみればその通りだ。道糸を半分出して巻き上げ量も半分になるなら、スプールの軸は針金くらいの太さだってことになる。
優しいシーバス師匠がお昼休みに計算してくれた。「スプール軸径が直径の半分165mm、PE2号の直径0.33mmと仮定して計算してみると、100mちょっとラインを出したときのハンドル1回転あたりの巻取量は42cmくらいになりますね(^^)」。ハンドル1回転で40センチ巻き取れれば十分勝負できる。へた釣りのウィリー釣りはカイワリを狙う速いシャクリのときは巻き取り長30センチで制止時間1~2秒。オキメバルを狙う標準的なシャクリは巻き取り長50センチで制止時間2~3秒なので、40センチならハンドル1回転でほぼその中間。3/4回転で30センチ、5/4回転で50センチと考えれば今のシャクリ方を再現できるし、ハンドル1回転分=40センチ刻みのシャクリでも、カイワリ、オキメバルの両方に対応できるような気がする。
Google+でもO川達人が非常に丁寧に間違いを正してくださった。「フォースマスター400はカタログではPE-200とありますが、PE3-150ですので実際はPE2(よつあみ ウルトラダイニーマ)では225m巻けます。これを前提に計算すると、巻上長(小数点切り捨て)は下記の通りになります。1)200m巻きで、ビシ棚100mの位置での巻上長は41cmになります。2)225m巻き(下巻25m相当)で、同位置での巻上長は43cmになります。3)パワープロデプスハンター船の場合、PE2は実際PE2.25なのでフルで200m巻けます。これで同位置での巻上長は42cmになります。従って、シャクリ幅50cmに対し約40cmの80%になると考えます。ちなみにビシ棚60mでは46cm(92%)になると考えます」。
すげぇ~~~~。2師匠ともにほぼ同じ数字が計算で導き出されている。というわけで、いろいろ疑念が湧いてきて買うの後回しにするかなぁ?と及び腰になっていたフォースマスター400は欲しい物リスト筆頭に復活(遠征五目用の竿は断念)した。それにしてもSNSって便利だなぁ~。分からなっかたり、間違えていたりすることは、すぐにその道の達人さん&師匠さまが、指摘・指導してくれる。SNSに参加してなかったら、間違えたままだったり、悩んだまま放置してたことって、いっぱいあったと思うもんなぁ。
著者: へた釣り