カサゴは釣れるが、メバルはさっぱりという日がある。晴れた日のことが多い。メバルは目がいいので晴れた日はハリスを見切るという話を聞く。一度、ハリス0.8号に変えてみたら、それまで釣れなかったメバルが釣れた。カサゴばっかりもういらねぇ!ってときの気分転換に試す価値あり。
メバルの目がいいという話、本当かどうかは分からない。1号なら見えて、0.8号は見えないの?と言われると、答えに詰まる。釣れるときは1.2号でも1.5号でも釣れる。ただし、潮が澄んだ冬場のメバルは細ハリス有利ということは、漁師さんや遊魚船の船長さんの経験則から導き出された法則なので、わざわざそれに逆らう必要はないと思う。
へた釣りは、ハリス&針の交換のしやすさから、スピンリングでハリスの接続ができるがまかつの「エビメバル専用仕掛」を使っている。普段は針のサイズ9号でハリス1号のものを購入しているのだが、メバルの食いが渋いときやハリスがヨレて交換が必要になったときは0.8号のハリスに付け替える。スピンリングなどの接続具がメバルに見切られるという人もいるが、ハリスのヨレや根掛かりによる針のロストが多い釣りなので、簡単にハリスを交換できるメリットを捨てられない。スピンリングにハリスを通してクリンチノットなどで結束するだけなので、ハリス交換に要するピットタイムはわずかで済む。
針はバラで購入して自分で結んだ方が安上がりだってことは承知しているのだが、冬の船上で細軸のメバル針に0.8号のハリスを結ぶのは辛いってことを思い知り(かじかむ手で針を結んで失敗したときの精神的なダメージが大きすぎる!)、糸付きの針を使っている。針は黒のものが好き(錘も黒w)なので、オーナー針の「OH GBチンタメバル」の9号・ハリス0.8号を持っていく。8本くらい入って150円。糸は45センチ付いているので、枝スの長さ(35センチ)に合わせるのは難しくない。晴れでメバルの食いが今一つの日、今シーズンの第2戦目は0.8号ハリスでいくらかメバル率が上がった。なぜか第3戦目はハリスを細くしても状況が改善しなかった。ハリスを1号から0.8号に落とすのも鰯の頭も信心から?
著者: へた釣り