あんだけ船に乗ってくせにブーツ持ってなかったの?と思われそうだが……持ってなかった。普通の靴で足は濡れるに任せてきたが、閃迅カワハギ12戦目で懲りた。海水が靴に浸水してきて辛い。足裏カイロはしていたがブーツを買おうと決意するに十分な、寒さというより冷たさだった。
へた釣りがブーツ(というか長靴)を買うのをためらっていた理由は簡単で、電車釣行中に長靴ってなんか格好悪いかもってだけのこと。かといって船宿で長靴に履き替えるとなると大きな荷物を1つ増やすことになる。最近、金沢八景に行く電車の中でクーラーや竿を持っている人の足元を見ると、ブーツ(というか長靴)の人がほとんど。気にしなくていいんだ!とようやく気付いた。
釣り具屋にブーツを買いに行くと、太ももまで覆っているのやら、普通の長靴みたいなのやら、いろいろあった。船と堤防が主で、季節を選ばないものをと伝えると、ショートタイプでラジアルソールのものがいいと勧められる。シマノの「ラジアルショートブーツ」を買った。安いものは踵が持ち上がって歩きにくいので、5000円以上のものでちょっと履きにくいくらいの方がいいらしい。
著者: へた釣り