カワハギのヒットパターン・チャートをへた釣りなりに考えて、師匠に「これで竿頭狙える?」と問い合わせると、要約すれば「難しく考えすぎ!」というお返事が……「いつもは海中の中を想像して」とか言ってるのに…それでもやさしい師匠はヒットパターン・チャートにアドバイスをくれた。
師匠が一考を促してくれたのは、宙釣りへの切り替えのタイミング。カワハギといえば底が基本なわけで、へた釣りのチャートでは宙釣りに切り替える判断が早すぎるのではってことらしい。タルマセ→聞き上げでトラギスが釣れちゃうときは、いきなり宙層にするのではなく、先にタタキを試す。タタキ→タルマセでもトラギスがかわせないなら、移動式の仕掛けに変えて下針の位置を上げてみる。それでもダメなら宙層に切り替えた方がヒットパターンに到達するまでの効率がいいのでは?とのこと。
移動式? へた釣りは「夢のカワハギ仕掛」ばかり使っていたので、そんなものの存在を忘れていた。言われてみれば一番下の針の位置を15センチくらいまで上げている人を見たことあるので、さっそくダイワの「快適カワハギウェイト移動式仕掛け」というのを買ってきた。ハリス止めの上下に付いている編み込みを縮めるとハリス止めを上下に動かせ、編み込みを伸ばすとその場所で固定できるというもの。次回釣行でハリス止めを上下させて新メソッドが見つかるかどうか試してみようと思っている。針の位置を上下に動かせるだけでなく、フックビーズが重いので「エサの動きが良くなり、仕掛けがキビキビ動かせるのでタタキやタルマセなどの微妙な仕掛け操作が思いのまま」という仕掛けらしい。
著者: へた釣り