東京湾のカワハギ釣りで釣れるのは15センチ前後のモノが多い。20センチ以上はお刺身で頂く、15センチ以下のモノは「大きくなって戻ってこいよ~」とリリース。15センチ以上20センチ以下のカワハギの食べ方が問題だ。船で一緒になった釣り人に聞くと、鍋か煮付けにする人が多い。
へた釣りのFacebookを見た鎌倉の師匠(いったい何人釣りの師匠がいるんだろw)から電話。小型のカワハギの食べ方で「騙されたと思ってやってみて」という料理法を教えてもらった。今は亡き鎌倉の師匠のお母さんがカワハギを釣ってきたら作ってくれていた料理なんだそうだ。カワハギのキモ塗り唐揚げという料理で、どうしても残ってしまうキモと小サイズのカワハギを食すのにピッタリ。へた釣り家でも妻1号にレシピを伝えて作ってもらったのだが……確かに、コレは美味い!!
1.カワハギのキモを取りだし醤油を入れて練る。キモ醤油で使いきれない分は全部使っちゃえばよい。キモ醤油よりも醤油は少なめで、ジャムくらいの粘度になるようなイメージで作る。
2.三枚に下ろした小カワハギの身を1で作ったキモの醤油合えに入れて混ぜる。少しの間、冷蔵庫に入れて置いておく。身を取りだしてから身の上に1を塗ってから唐揚げ粉にまぶす。
3.160度くらいの低めの油で揚げる。もっと低い温度の油ともっと高い温度の油で二度揚げした方が表面パリパリになる気もするが、面倒なので一度揚げすれば完成。
4.そのまま食べてもいいし、ポン酢に少し付けて食べると……これがもう、超美味! キモの味もちゃんと残っていて楽しめるので、フグの唐揚げよりもひょっとすると美味しいかも。
お刺身にするには小さすぎるカワハギが大漁したら、是非試してみてほしい。
著者: へた釣り