時期的には数釣りシーズンになっているはずなのに2戦連続で大苦戦している剣崎沖のイサキ釣り。腕が悪いから釣れないと言われればそれまでだが、ウリンボサイズのイサキの群れはちゃんと船下にいる。食ってこないのは潮が澄みすぎているせいだと思う。潮が濁る条件って…?
東京湾奥では河川からの水の流入が多いので雨が降ったら潮が濁り、南風が吹くと沖から海水が入ってきて潮が澄むと聞いたことがある。剣崎沖だと河川の影響はあまり受けそうにない。どういうメカニズムで潮が澄んだり濁ったりするんだろう? どうやら時化ると濁ると考えていいみたいだ。この2週間、台風8号の影響で1日だけ少し海が荒れた日はあったが、ほかの日はベタ凪続きである。瀧本船長から「台風のあとは新しい群れが入るみたいでイサキがよく釣れる」と教わったことがある。これも潮が濁るからと考えると納得できる。次回のイサキ釣りは海が荒れたあとでが正解かも。曇りや潮回りが小さいなどの条件も揃っていればなおよし。ソウダガツオ対策のショート仕掛けを量産して好条件な週末が訪れるのを待つ。
著者: へた釣り