ユメカサゴは水圧の変化に強く水深200メートルから釣りあげてもリリースできるので持ち帰らないことが多い。クロムツからの魚信なしでひたすらサバサバサバサバサバ釣行で唯一の獲物だったユメカサゴはサイズもまずまずだったのもあり持ち帰り煮付けに。濃いめの味付けがよい。
LT中深場では釣りあげると胃袋が口から飛び出しリリースできないシロムツがたくさん釣れることが多く、リリースできるユメカサゴは海にお帰りいただくことが多い。地方によってはノドグロとして流通している魚なので美味しいことは知っているが20センチを大きく越えるサイズがなかなか釣れないためだ。カサゴの仲間なので25センチくらいないと持って帰っても食べるところが……。今回釣れた物は珍しく25センチくらいあったので煮付けに。煮ると少し締まり食感が増す煮付けに適した身質の魚だ。白身魚らしい脂の甘みがある。カサゴ系の煮付けは少し濃いめの味付けの方が身の甘みが引き立つ気がする。今週の釣魚料理はこの1皿のみ。祝杯という気分にはなれず日本酒は我慢。ちっくしょう~~~~~。
著者: へた釣り