出不精で買い物の多くはネットでポチっと済ませることが多いが、本屋と釣り具屋には週一くらいのペースで行く。検索ではたどり着けないアイテムとの偶発的な出会いを求めてだ。激しくシャクっても折れないテンビンを探していたら「ヤマシタの船テンビンY型」が馬鹿によく見えてきた。
肝心の二目は抜きで八目釣行で立て続けに折れてしまったチドリ式テンビンの代わりになる丈夫なテンビンがないかなぁと、テンビン売り場を眺めていると船テンビンY型が求めているスペックを満たしているのではないかと気になり始める。道糸を接続する部分とビシを接続するサルカンが一直線になっているので特定の部位に負荷が集中しにくく見える。テンビンの線材とサルカンが一体化されておりシャクってもオモリが暴れにくいと説明されていた。テンビンの線材は折れなくてもサルカンに負荷が集中してここが壊れるという可能性もあるが「厳選された国産材料使用」で「高強度」と謳われているので信じる。最も汎用性が高い、太さ1.6㎜・アーム超長30センチの物を1つ購入した。具合がよさそうならイサキ用に太さ1.4mm・アーム長20センチの物も買う。
著者: へた釣り