観光地としての伊豆の事実上のロックダウン、湘南や沖縄での来訪自粛要請などもあり、ゴールデンウィーク中のレジャー産業への自粛圧はかなり強い。緊急事態宣言下でもなんとか出船し続けていた首都圏の釣り船の多くが営業自粛を発表した。この1年で行ったことある船は全部休船。
羽田・かみやは4月30日から5月6日まで臨時休業する。2隻出しはよくあることでときに3隻出しになることもある人気の夜アナゴ船の盛期の休業だ。屋形船も花見、歓送迎会シーズンに出船できず、さらに昨年の台風で桟橋は応急処置状態のままと弱り目に祟り目だが、常連客がしっかりついている船宿なのでなんとか乗り切ってくれると信じてる。
金沢八景・一ノ瀬丸も4月30日から5月7日まで臨時休業する。釣り座の距離が近くならないように2隻出ししたり、ゴミの分別を釣り客が行うなど様々な対策を打って出船を継続してきたが、出船自粛することに。毎年5月5日に行われていた大規模イベントの子供の日親子釣り大会は7月26日に順延されることが既に発表されていた。楽しみにしているイサキシーズンまでに外出自粛が解かれていることを切に願う。
既報だがカイワリでお世話になっている宇佐美・治久丸は4月25日から5月6日まで出船を自粛する。アカムツ釣りの飯岡・幸丸は4月26日から5月6日まで、イシダイ釣りの久里浜・平作丸は4月29日から5月6日まで休業する。組合などで申し合わせているようで、同じ地域の船宿は足並みをそろえて同日程で休業しているようだ。不思議なことにレジャー自粛要請でニュースなどで話題になっている湘南の釣り船はゴールデンウィーク中も出船の予定だ。釣り客が殺到しないかと不安。
追記:湘南の船宿も5月1日から6日までの臨時休業を決めた。(4月30日)
著者: へた釣り